FIRE1か月で気づいたこと

 こんばんは、ヤギ仙人です🐐。6月1日から完全に仕事をやめてフルFIREの生活に入って1か月が経ちました。フルFIREの生活は会社員時代には経験しなかったことの連続です。そこで今回は「FIRE1か月で気づいたこと」ということで、想像しただけではわからないFIRE生活の実態をお伝えします。

会社を辞めて1か月は意外と忙しい

 まず、会社を辞めて1か月は意外と忙しいということです。思いつく限りでも以下のような作業が待っていました。

✔️ スマホの社用→自家用への切り替え

✔️ 健康保険の切り替え

✔️ 年金前倒し受給額の確認

✔️ 配偶者の年金種別変更

✔️ 失業保険の申請

 2番目の「健康保険の切り替え」は会社の健康保険から国民健康保険への切り替えです。自己負担が1割→3割になるので意外とばかになりません。3番目の「年金前倒し受給額の確認」は、まもなく前倒し受給できる年齢になるので金額を確認しました。年金額については「ねんきん定期便」にも概ね記載されていますがよくわからないもの。年金事務所で詳細な条件を言って年額の支給額を1円単位まで出してもらい大変スッキリしました。

 4番目の「配偶者の年金種別変更」は妻の方が年下なため満60歳になるまで国民年金に払い込まねばならず、その手続きです。5番目の失業保険の申請も意外と手間と時間がかかりました。

 総じて、日本という国は「会社」という船に乗っている方が何かと優遇されて手間もかからず、逆に「会社」を離れて自由に生きようとすると物凄く面倒で手間もお金もかかる所だということを痛感しました。こういう国からは新たな産業は起こりづらいだろうなあ、というのが正直な感想です。

FIREして初めて気づいた3つのこと

 上記はあくまで手続きですが、それ以外にFIREして初めて気づいたことが3つありました。

FIREして気づいた3つのこと
  • 通勤ラッシュがないのはやはり天国
  • 1週間のスケジュールを作るのは案外難しい
  • 会社に代わる新たな人間関係の必要性

通勤ラッシュがないのはやはり天国

 まずは、通勤ラッシュがないのはやはり楽ちんです。ここ数年はコロナの関係でかなり自由な勤務が出来ていましたが、それでも週4日は出社しなければなりませんでした。今は用事がない限り出掛けません。本当は雨の予報の時は出掛ける時間をズラせばいいのですが、それでも予定通りに出掛けてしまうのは会社員時代の習い性です(笑)。

1週間のスケジュールを作るのは案外難しい

 その反面、1週間のスケジュールを作るのに結構頭を使います。会社員時代はある程度定例の会議や打ち合わせがあり、それでペースを作ることが出来ていました。今はそういう強制的な予定がない分、すべてを自分で管理しなければなりません。人間というのは放っておくと自堕落に流れる傾向があるので、目標を設定して積極的にジムや外出の予定を入れるようにしています。

会社に代わる新たな人間関係の必要性

 意外だったのが人間関係です。会社の人間関係は会社を辞めてしまうとほとんど繋がりがなくなります。その程度の人間関係しか築いて来れなかったお前が悪い、と言われればそれまでなんですが•••。それを想定して5月から内藤忍さんが主催する実物資産投資の勉強会「資産設計実践会」(写真)に入会しました。5月から11月までの半年間で毎月1回講座があるのですが、同じ実物資産投資を学びたい者同士なので基本的に話が合います。勉強にもなり、新たな人間関係も出来て本当に入って良かったと思います。

今後本当にやっていけるのか?

 現在の最大の関心は「今後本当にやっていけるのか?」という部分です。当然ながら、フルFIREを決断するに当たってある程度暮らしては行けそうという計算は出来ていましたが、「これで100%確実」という確信までは持てていませんでした。

 以前「進め!電波少年」のコーナーで人は懸賞だけで生きていけるのかという「電波少年的懸賞生活」という企画がありましたが、それになぞると「電波少年的配当生活」ともいうべき実験的な試みです。現在のところは「予想していたよりは人間的な生活が営めそう」という段階まで来ています。

 ざっくりと収入の内訳を言うと、配当50%、不動産収入25%、年金25%といったところです。額面では会社員時代の半分ほどですが、配当は税引後の正味収入であるため会社に勤めていた頃とそれほど遜色なく暮らしていけるのではないかと思います。ともあれ、フルFIRE生活はまだ始まったばかり。また何か気づいたことがあればお知らせします。ではまた!

🩷↓ポチッとしてもらえると大変嬉しいです。
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です