金の暴落は「当然の調整」

 こんばんは、ヤギ仙人です🐐。金(ゴールド)の価格が乱高下しています。金をすでに保有している人や資産として金の保有を考えていた人は不安ではないかと思います。果たして金は今後どうなって行くのか? 長期投資の視点で考えてみました。

金はなぜ暴落したのか?

 事の発端は先月1月29日、それまで値を上げていた金価格が約10%も下落したことでした。金の時価総額は一夜にして4.3兆ドル(約670兆円)を失ったことになります。それまで「安全資産」として扱われていた金が突如暴落したことに多くの金融関係者は驚きを隠せませんでした。

 この理由については、「利下げに積極的でない次期FRB議長の指名で金利上昇懸念が高まったから」とか「ドル高への転換で金の価値が下がったから」などいろいろ言われていますが、どれも的を射ていません。

 単純に価格が上がり過ぎていたから一時的に調整しただけです。つまりこれは「当然の調整」と言えるかと思います。気になるのは今後の値動きですが、それについてはこれまで金がなぜ上がってきたかをおさらいし、その理由が崩れているかどうかで考えるのが妥当ではないかと思います。

これまで金が上がってきた理由

 金が上がってきた理由は大きく以下の3つです。

金が上がってきた理由

限られた量しか存在しない「希少性」

世界の貨幣流通量が年々増えていること

国際紛争が増加していること

限られた量しか存在しない「希少性」

 人類がこれまで採掘してきた金の量は約18万トン。公式競技用プール4杯分です。残された埋蔵量はプール1杯分しかないと言われています。その希少性こそが金の価値です。急に埋蔵量が増えることはほぼありませんので、一番目の理由「希少性」については変化していないと考えられます。

世界の貨幣流通量が年々増えていること

 世界の貨幣流通量が増加していることも金が上がる理由です。金本位制の廃止以来、各国は自由に貨幣を発行できるようになりました。経済を活性化するためには、どうしても貨幣の発行量を多くせざるを得ません。この状態は当面続きますので、二番目の理由「貨幣の流通量」も健在と言えます。

国際紛争が増加していること

 金は昔から「有事の金」と言われ、紛争が起こると価格が上昇する傾向があります。2020年代は冷戦後最も国際秩序が不安定化した時期と言われ、ロシア・ウクライナ戦争やガザ紛争等が発生しました。貧富の差が広がると国内の不満を逸らすため国家は右傾化して紛争を起こしやすいと言われていて、アメリカが良い例(悪い例?)です。三番目の理由「国際紛争」も今後も続くと見られます。

金の上昇は続く!?その投資法は?

 金が上がってきた理由が3つとも健在である以上、今後も金の価格は上昇する可能性が高いと考えられます。とはいえ、現在 金の価格は乱高下中。私たち投資家はどんな点に注意して金投資に取り組めば良いのでしょうか?

これから金投資に取り組む際の注意点
  • 投資信託やETFなどで信託報酬の安い商品を選ぶ
  • 一度に買わず積立投資を活用する

 まず、購入する商品は投資信託やETFが手軽で良いと思います。その中でも極力信託報酬の安いものを選んで下さい。筆者は米国金ETFであるステート・ストリートのGLDMを愛用しています。信託報酬も0.1%とかなり安くなっています。

 買付方法については、一度に買わず積立投資を活用しましょう。積立投資はドル・コスト平均法といって、平均購入単価を平準化してリスクを抑える働きがあります。

 資産の一部を金に振り向けることで、分散投資を推し進め、安定したリターンを得ることが出来ます。


 今回は金の今後の動きについて考えてみました。ではまた!

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