こんばんは、ヤギ仙人です🐐。昨年6月にFIREして8か月が経ちました。FIREしてしばらくは会社を辞めて必要なくなったものを処分していました。いわば「浮世の垢」みたいなものですね。FIREするとどんなものが必要なくなるのか、改めてまとめてみました。
FIREして必要なくなった物
▶️ビジネスウェア

まず必要なくなったのは、スーツやコート、Yシャツ、ネクタイ等のビジネスウェアです。会社に勤めていた時は、季節ごとに週5日のローテーションが組める程度のスーツやYシャツが必要でしたがほぼ要らなくなりました。冠婚葬祭に必要な一部を除いて、かなりの量を処分しました。
▶️ビジネス用品

それに次いで、ブリーフケースや靴、定期入れや名刺入れ等のビジネス用品も不要に。ブリーフケースはちょっと出掛ける時などに使うかと思ったのですが、プライベートのお出掛けに合わせると何とも言えない違和感が醸し出されます。最近買ったばかりだったのですが処分することにしました。
▶️仕事用文房具

メモパットや多機能ペンなど仕事用の文房具もほぼ使うところがありません。仕事の内容に合わせてこだわりを持って選んだ文房具ですが、仕事を離れた日常生活ではそんな多機能な物は必要ありません。そこに考えが至らず、会社を辞める前に大量に補充してしまい、かなりの量がムダになりました。
▶️ビジネス本

仕事を辞めると、途端に効力を失う物のひとつがビジネス本です。仕事をしている時はあんなに熱心に読み耽ったのに•••。まあ、確かに日常生活で「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」とか「両利きの経営」とか使いませんもんね。改めてビジネスという狭いムラの中の知識だと実感しました。
▶️腕時計

腕時計も必要なくなる物のひとつです。買う時は一生ものだと思って奮発して買いましたが、仕事を辞めると何となくTPOにそぐわない•••。結局、シンプルなオメガとスマートウォッチを残して売るか捨てるかしました。ビジネス用品に加えてもよかったのですが、結構驚いたので一項目立てました。
▶️年賀状

年賀状も仕事を辞めると出す必要がなくなります。もはや年賀状でしか交流していない人も多くなってきていました。筆者は昨年 年賀状納めをして、今年からもう年賀状を出していません。元旦に届くようにスケジュールを立てて準備することから解放されて、心理的にはかなり楽になりました。
▶️交際費

仕事での「飲みニュケーション」に使っていたお金もほぼ要らなくなります。筆者はそれほどつきあいの良い方ではありませんでしたが、それでも週1〜2回は会社関係者との会食が入っていました。現在は投資仲間やFIRE仲間との会食に切り替えていますが、当然それほど頻繁ではありません。
ポジティブに解釈すると、これらは社会で戦うための「鎧とお守り」だったのかもしれません。つまり、自分の体と心を守るものです。日本は比較的治安が良いとされていますが、それでも社会や企業という人間が多く集まる場では意図しない悪意にさらされるものです。
不思議だったのは、会社員時代には必需品だった物が会社を離れるとまったく必要なくなること。特にスーツやビジネスバッグは無用の長物でほとんど処分しました。やはり、人間というのは自分が組み込まれている社会や文脈の中で生きているのだということを実感しました。
必要なくなるのは物だけではない
必要なくなるのは何も「物」だけではありません。会社を辞めることは、「会社的な枠組み」から外れること。今まで当然と見なしてきた「考え方」も当然ではなくなります。個人的な見解ですが、「会社的な枠組み」には以下の3つが含まれると思います。
❶ 社会貢献のスキーム
❷ 会社での人間関係
❸ マインドセット
❶の「社会貢献のスキーム」とは、企業が公器として存在する以上 その本業が社会に貢献していないと存在を認められません。長年会社にいると、その人の社会的使命は会社のそれと知らず知らずに一体化していきます。会社を辞めるとそれを失い、突然「社会に何も貢献していない人」になってしまうのです。定年後、急にボランティア活動を始める人が多いのはこんな理由からなんだと思います。
❷の「会社での人間関係」は説明は要りませんね。会社を辞めると、会社以外の知人が意外と少なかったことに気づく人が多いようです。❸の「マインドセット」とは、「物事を捉えたり判断したりする際の考え方の癖」のことです。環境によって左右されますので、その会社特有のマインドセットが染み付いていたりします。こんなものは会社を辞めたら、真っ先に必要なくなるものですね。
会社を飛び出すのはなかなか勇気がいる
筆者の周りの男性を見ていると、定年を迎えても再雇用制度を使って元の会社で働き続ける人が多いようです。この理由について常々考えていました。

その過程で興味深い考え方を見つけました。それはドイツの生物学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュルの「環世界」という概念です。「環世界」とは、生物がそれぞれ自身の感覚器官を通して主体的に認識し、構築する「固有の世界」のことです。私たちヒトにも、もちろん環世界が存在し、「会社」や「地域コミュニティ」などはその一例と考えられるかと思います。
恐らく、会社に居続ける人は会社こそが彼の「環世界」であって、その決まったルールの中で仕事をする方が圧倒的に楽なんだと思います。そう考えると、世の男性方が給料が相当下がっても元の会社にしがみつくのも何だかわかるような気がするのです。
今回は「FIREして必要なくなったもの」についてお伝えしました。FIRE民の方で他にもこんなものがあるよ、ということがあればコメントで教えて下さい。ではまた!
🩷↓ブログが面白かったらポチッとしてもらえると嬉しいです。
にほんブログ村

