FIRE後、生活のペースをどう作るか?

 自分がFIREして以来、同じくFIREした人の話をなるべく沢山聞くようにしています。そこには必ず自分だけではわからない「気づき」があるからです。今回は中学・高校の部活で一緒だったJ君のお話です。

手取り収入は会社員時代の8割

きっかけは中高の部活の忘年会

 昨年末に中学・高校の部活である剣道部の忘年会がありました。そこで、同学年のJ君とたまたま隣になりました。話をするとすでに仕事を辞めて悠々自適の生活をしているそうです。その時のメンバーは私たち二人を除いてまだ仕事を継続中。これも何かの縁ですので、2月の上旬に改めて二人で会って話をすることにしました。

 会ったのは新宿・歌舞伎町の居酒屋。二人とも歌舞伎町には久しく行っていなかったので、外国人観光客の多さに少々びっくりしました。焼鳥とおでんをつまみながら聞いた話は、仕事を辞めた後に生活のペースをどう作るかという点で大変参考になる話でした。

計画的な資産形成で退職後も十分な収入を確保

 彼が現在の生活に入ったのは昨年7月から。新卒で損害保険会社に就職し、50代に入ってからは沖縄支社で5年勤めた後に退職しました。

 金融関係者ということもあり、話していて資産運用に関するリテラシーが高いと感じました。ただ、不思議なもので同じ金融関係でも銀行員の中には資産運用の知識がほぼ皆無な人もいます。こればかりは「個人の資質」なのかも知れません。

 J君は現在独身。90歳を超える母親と東京都下の実家で二人暮らしです。収入は沖縄と都内に2つの区分所有のマンションを所有しており、その家賃収入がメイン。それに加えて、国内の高配当株をある程度保有しており、そこからの配当収入がサブです。これで手取りで会社員時代の8割程度の収入になっているそうですので、二人暮らしであることを考えると十分な収入と言えます。損保は配当利回りが高い会社が多く、持株会でしっかり運用していたことも功を奏したようです。

 ただ、全体として退職後を見据えて計画的にインカムゲインを産む資産形成をしてきたように感じられ、運用のセンスを感じました。

体にも頭にも効果的な生活のペース

 特に参考になったのは、退職後の生活のペースの作り方です。多くのサラリーマン諸兄は「定年後はゴルフ三昧だ!」などとうそぶいた挙句、結局3か月で飽きてしまい暇を持て余すという方が多いようです。J君の生活には、そうならない工夫が随所に施されていました。

 ちなみに彼の1週間のタスクを箇条書きにしてみると以下のようになります。

J君の1週間のタスク

・週3回  剣道の道場で汗を流す

・週2回  ゴルフの練習

・週1回  料理教室(家族の食事も週1回作る)

・不定期  ゴルフラウンド

      学生・社会人時代の友人と会食

 とてもバランスの良い週のタスクだと思います。資産運用と同じで先を考えて準備をすることが好きなのでしょう。体か頭を使う活動を週に複数回行うことで、生活のペースにテンポが生まれます。何より驚くのは、この歳で新たに料理を習い始めようと思うところです(筆者はいまだに「カレーメシ」しか作れません💦)。

 家族の食事も週1回は彼が作るそうです。疑問に思って残り6回は誰が作るのか聞いてみたところ、「90歳を超える母親」との回答。お母様、いまだに体は問題なく動き、頭もクリアだそうです。この生活のペースを見る限り、お母様の血筋も含めて、J君も当面ボケそうにない気配を感じました(笑)。

 「人生100年」と言われる時代、60歳で退職したとして健康寿命を考えると30年は残りの人生を過ごさなければなりません。その点で生活のペースをどう作るかは避けられない課題なのです。


 今回はFIRE後、生活のペースをどう作るかについてお話しました。また何か気づいたことがあればお伝えします。ではまた!

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