最近はハッキングによって色々なものが乗っ取られます。今回はこれが乗っ取られると地味にダメージでかいな、というアカウントを乗っ取られたお話です。
ある日突然、言語設定が外国語に変わる
今年の3月上旬、夕方自宅でNetflixを見ようとしたところ、言語がなぜか外国語に変更されていました。詳しくはわかりませんが単語などを見るとどうもスペイン語のようです。オススメに出てくるのは日本のアニメやドラマですが、タイトルがすべてスペイン語。試しに見てみたところ、日本のドラマなのにスペイン語の吹き替えになっていて大変違和感がありました。
もう、ワケがわかりません。

プロフィールを確認すると、自分と奥さん以外に「Antonio」という謎の人物が追加されていました。どうやら、スペイン語圏に住む「Antonio」なる人物にNetflixのアカウントを乗っ取られた模様です。
気持ち悪いので、すぐさま「Antonio」のプロフィールは削除。言語設定を日本語に戻そうと試みるも、設定変更のガイドもスペイン語なのでまったく理解できません。
さて、どうしたものか?
Netflixのオペレーターとの共同作業で窮地を脱する

夕食を食べ終わった後、自力での復旧は無理と判断しNetflixのヘルプセンターに電話をしました。担当のオペレーターの男性は手慣れたもので、このまま電話をつないだ状態で指示通りに復旧作業を行えば元通りに視聴できるとのことでした。手順は以下の4つです。
❶ すべてのデバイスからのログアウト
まずはすべてのデバイスから一度ログアウトします。これによりハッキングの犯人を強制的に締め出すことが出来ます。
❷ 言語設定を日本語に戻す
次に言語設定を日本語に戻します。設定がスペイン語のままだと作業がしづらいですので。
❸ 犯人のプロフィールの削除
そして、犯人のプロフィールを削除します。これは既に済ませていたので問題ありませんでした。
❹ パスワードの再設定
最後にパスワードを再設定します。それまでは比較的単純なパスワードで侵入されたため、複雑なものに変更しました。
以上の作業により、ものの20分程度で見事「Antonio」の撃退に成功しました。
それにしても、「Antonio」にパスワードを変えられていたらログインすら出来なかったワケですから、犯人がそこまで頭が回らなかったことで逆に助かりました。Netflixのオペレーターに「こういう事って、よくあるんですか?」と質問すると、「ええまあ、そうですねぇ•••。」と煮え切らないお返事。その代わりに「相手にはカード情報などの支払情報は一部しか見られないようにしているので、悪用される心配はありません。」と力強く答えてくれました。
配信事業者へのハッキングや情報漏洩は意外と多い

グローバルセキュリティ企業のカスペルスキーによると、2024年にNetflix、Disney+、Amazon Prime Video、Apple TV+など主要な配信事業者のアカウント情報約703万件が流出した兆候が確認されたそうです。このうち、Netflixのアカウント流出件数は563万件に達し、最も多かったとされています。
今回の「Antonio」は、手口の甘さから見てプロのハッカーではなく、スペイン語圏のアニメ好きのお兄ちゃんがタダでNetflixを見ようといじっていたら、たまたまログイン出来てしまったケースのように思われます。残された視聴履歴で日本のアニメを見ていた痕跡が確認されましたので。
とはいえ、国際的な配信プラットフォームに加入していれば、当然全世界から侵入される可能性が高くなるワケで、パスワードは極力複雑なものにしようと改めて思いました。
今回はNetflixのアカウントを乗っ取られた話をお送りしました。よく考えると資産運用にはまったく関係なかったですね(笑)。ではまた!
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