こんばんは、ヤギ仙人です🐐。FIREして自分の好きなことだけして暮らす。まさに理想の生活ですね。でも、長い人生を考えるとあまり良くないようです。今回はFIREしたら好きなことだけしない方が良い理由について説明します。
面倒臭いこと=ストレスフルな作業 から逃げない
先日、ある実物資産投資の関係で日本政策金融公庫に融資を申し込みました。(日本政策金融公庫は筆者のようなFIRE後の個人にも事業資金を融資してくれる政府系金融機関です。)筆者個人の収入や事業に関する様々な資料を提出するのですが、この作業を大変「面倒臭い」と感じました。要するに、FIREして「面倒臭いこと」への対応力や集中力が落ちているんですね。

「面倒臭いこと」とは、すなわち「ストレスフルな作業」です。それまで会社で仕事をしていた時は過度なストレスにさらされることが多いため、FIREするとどうしても「ノンストレスな生活」を目指してしまいます。その結果、「面倒臭いこと」が苦手になり避けるようになる。
これではいけません。なぜなら、会社を辞めた後も生活費の確保や介護など「面倒臭いこと」は決してなくならないからです。

例えば、高齢者が毎日「自分の気の合う仲間」と「気心の知れたお店」で「いつもの会話」しかしなかったらどうでしょうか?理想の老後のように見えますが、言葉を選ばずに言うと「ボケ老人への一本道」です。なぜなら、新たな刺激が一切ないからです。
実際、介護施設では生活のすべてを入所者の好きにさせるのではなく、レクリエーションや食事の後片付けをしてもらうことによって、脳に適度な刺激を与えて認知症の予防に役立てています。FIRE後の生活もこれと同じです。仕事を辞めたら、自分にどう適度なストレスを与えるかがテーマになるのです。
生物は適度なストレスで強くなる
実はこの「面倒臭いこと」は、会社に勤めている間は仕事によって担保されていました。なぜなら、仕事こそ「面倒臭いこと」の塊だからです。例えば、新規事業の立ち上げなら、チームを作って、やることを決め、事業性を検討し、企画書を作り、社内調整をして、事業化を決定し•••と面倒臭いことのオンパレードです。
チーム組成
事業候補決定
事業性検討
企画書作成
社内調整
事業化決定
そこから卒業するということは、ストレスが減ると同時に生体機能を維持するための適度な刺激に欠ける恐れがあるということです。
生物学には「ホルミシス効果」という現象があります。ホルミシス効果とは、通常は有害な物質を微量に用いることで、生体に刺激を与えて本来持つ機能を活性化させること。

身近な例では昔よくあった「ラドン温泉」がその効果を利用したものです。放射性の高いラジウムが気化したラドンを微量に含む湯に浸かることで、新陳代謝を促進し免疫力向上を目指す温泉施設です。
適度な刺激(ストレス)は、細胞の防御機能を活性化し、強いストレスへの抵抗性を高める適応の機会として機能するのです。
適度なストレスを与える「面倒臭いこと」とは?
では、FIRE後の生活に適度なストレスを与えてくれる「面倒臭いこと」には一体どんなものがあるでしょうか?
❶ 年齢の離れた人と会って話す機会を持つ

年齢の離れた人と会って話すことは脳に適度な刺激を与えてくれる最もわかりやすい例です。通常、年下を想起しがちですが年上でももちろん問題ありません。自分と違う年代の人と話すには想像力を働かす必要があり、よい刺激になります。もちろん、自分の知らない話が聞ければそれ自体が勉強になります。
❷ 新しいスポットや新しいお店を開拓する

馴染みの街や店ばかりに行かず、新しいスポットや新しいお店を開拓しましょう。例えば最近でいうと「大井町トラックス」などです。そこに街やお店ができるのには狙いや理由があるはずです。それを考えながら新しい場所を体験すると物事の仕組みが理解しやすくなり、投資にも役立ちます。
❸ 少し手間のかかる新しいことを始める

趣味やボランティアなどで少し手間のかかる新しいことを始めましょう。「少し手間のかかる」がキーワードです。手間がかかりすぎるとやらなくなるし、手間がかからないならやる必要がないからです。趣味ならゴルフや楽器演奏、ボランティアなら若い人と組まないと出来ないことなどが最適です。
どうです? 面倒臭いでしょう?
当然、思うようにならなかったり、不快な思いもすると思いますが、ストレスとは自分の捉え方で良いストレスにも悪いストレスにもなるものです。なるべく前向きに捉えて面倒臭さを楽しみましょう。ただ、「面倒臭い」を取り違えて自分が「面倒臭い老人」にならないようにくれぐれもご注意下さい😆
今回はFIREしたら進んで面倒臭いことをするメリットについてお伝えしました。ではまた!👋
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