こんばんは、ヤギ仙人です🐐。FIREには2つの課題があります。1つは「FIREして生活して行けるのか?」。もう1つは「FIREしたら何をするのか?」です。今回はこの2つの課題のうち、後者について考えます。
FIREは手段であって目的ではない
まずは先日11月1日の日経新聞のこちらの記事をご覧ください。
<日経> FIRE達成者、どれくらいの資産を準備?市場急変などリスクも(11月1日)
メインテーマも大変興味深いですが、記事の最後にこんな記述がありました。
「19年に30歳でFIREし、ブログ運営を行う穂高唯希さん(36)の元には、FIRE後2年でやりたいことを一通りやった人から、今後の展望へのヒントを求める相談が寄せられたという。穂高さんは『FIRE後は主体性が問われる。組織に属さない自分が何者かを問われ続ける』と語る。」(同上)
もうおわかりですね。FIREする人全員が一度は直面する「FIREしたら何をする?」問題です。
FIREはあくまで手段であって目的ではありません。皆さんどうしても「FIREして生活して行けるのか?」の方に目が行ってしまい、肝心の「FIREしたら何をするのか?」が疎かになってしまうのです。そうなると社会から隔絶してしまって「こんなはずではなかった」と失意に暮れることも珍しくありません。
「何をやるか?」を決めるのは意外と難しい
とはいえ、「やること」は別に立派でなくていいんです。趣味に生きるのも大いに結構。ただ、釣りやゴルフが好きだとしても毎日は出来ません。しかも、現実的な頻度でこなしたとしても半年もすれば飽きてしまいます。趣味とは、仕事の合間に寸暇を惜しんでやるから楽しいのです。

そういう意味では、「会社での仕事」というものは時間を潰す材料として非常によく出来ています。これは筆者が仕事を辞めて感じた正直な実感です。社会的な使命があり、上司や部下に頼りにされ、頑張りに応じて地位や給料が上がる。FIRE後何年かして再び会社に所属する人がいるのも無理もない話だと思います。
FIREを始める年代によっても「何をするか?」の重要性は異なってきます。筆者は、FIREには始める時期によって以下の2タイプがあると考えています。
❶ 仕事のリタイアを少し早めるタイプ(50代からのスタート)
❷ 働き盛りで会社を飛び出すタイプ(30代、40代からのスタート)
正直、50代からのスタートは60歳あるいは65歳で定年退職する方々とそれほど変わりません。要するに趣味だけでもなんとか乗り切れてしまうと思います。
問題は30代、40代からのスタート。人生100年と言われる時代です。健康寿命(日常生活に制限なく生活できる年齢)を90歳と仮定すると、30歳でFIREした場合には60年の時間が与えられるのです。「何をやるか?」をきちんと考えない限り、この時間を埋めるのは相当難しいと思います。
「何をやるか?」を決める3つのポイント
30代、40代からFIREを始める人が「何をやるか?」を決める時に考慮すべきポイントは以下の3つです。
- それは少なくとも20年やっても飽きないか?
- 自分が望む社会との関わりを実現できるか?
- 1週間のスケジュールをイメージできるか?
❶と❸は特段の説明は必要ないかと思います。問題は❷です。世の中とまったく関わりを持ちたくないという方はそれでいいですが、人間は本来 社会的な動物です。「自分が望む社会との関わりを実現できるか?」は意外と重要なポイントなのです。
これが「気のおけない少数の仲間と楽しく過ごしたい」なのか「地域の一員としてしっかり社会に貢献したい」なのかで、社会との関わり方はまるで違います。これについては筆者の周りでFIREした人やFIRE予備軍がいて、様々な活動をしていますので、次の機会に説明することにいたしましょう。
今回は「FIREしたら何をする?」というテーマでお送りしました。社会との関わり方の具体例については後日説明します。ではまた!
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