こんばんは、ヤギ仙人です🐐。ウィスキーやアンティーク時計、美術品など不動産を除いた実物資産投資には明らかなコツがあります。それは一体何なのか?実物資産投資の仕組みをわかりやすく説明しながら、そのコツを解説します。
実物資産投資の明らかなコツとは?
ウィスキーやワイン、アンティーク時計、アンティークコイン、日本刀、美術品、etc.不動産を除く実物資産投資には明らかなコツがあります。それは「メジャーな物を買うこと」。「メジャーな物」とは、以下のようにその世界を代表するブランドであり代表的な銘柄のことです。
| ジャンル | ブランド・銘柄 |
|---|---|
| ウィスキー | ・スコッチのシングルモルト |
| アンティーク時計 | ・ロレックス |
| 日本刀 | ・正宗など名工の作品 |
それは「メジャーな物」の方が確実なリターンが見込めるからです。その理由を考える時に押さえておかなければならないのは市場規模です。

株式投資などに比べると、実物資産投資というのは市場規模がとても小さいのです。市場規模が小さいと様々な問題が発生するのですが、それを解決する方法が「メジャーな物を買う」ということなのです。
「メジャーな物を買う」3つのメリット
「メジャーな物を買う」ことには、以下の3つのメリットがあります。
- 売りたい時にすぐに売れること
- 情報が共有され、相場が安定していること
- 富裕層のネットワークに支えられていること
❶ 売りたい時にすぐに売れること
市場規模が小さい商品の最大のリスクは「売りたい時にすぐに売れないこと」。買い手が少ないために、売れるまでに時間がかかるのです。これを「流動性リスク」と言います。その点、「メジャーな物」であれば買い手が多く存在するため、フェアバリュー(適正価格)が形成されやすく、必要な時に迅速に現金化することが出来ます。流動性が高いことが「メジャーな物」の第1のメリットです。
❷ 情報が共有され、相場が安定していること
実物資産市場は売り手と買い手の持つ情報量の差が大きい市場です。これを「情報の非対称性」と言います。これが大きいと、買い手は偽物をつかまされたり、売り手の言い値で買わされるリスクが付きまといます。これに対して「メジャーな物」ほど、過去の取引履歴やオークションの実績が公開されているため、フェアバリューを把握しやすく相場が安定しているのです。情報の非対称性が少ないことが「メジャーな物」の第2のメリットです。
❸ 富裕層のネットワークに支えられていること
世界の富裕層の共通の課題は「インフレから資産を守ること」。資産を安全に守るためには、好みが分かれるマイナーな物ではなく、「世界中の富裕層の間で共通言語として価値が認められているトップブランド」に資金を集中させるのが得策です。その意味で名品が集まる香港のアンティークコインのオークションには、毎回 数千人〜1万人のコレクターや取扱業者が集まり、独自のネットワークを築いています。富裕層のネットワークに支えられていることが「メジャーな物」の第3のメリットです。
自分が楽しむためだけのコレクションであればマイナーな希少品も魅力的ですが、純粋な投資として見れば世界共通のプラットフォームで取引されている「メジャーな物」を選ぶのが一番合理的かつ堅実な戦略なのです。
不動産投資が除外されている理由
では、なぜ実物資産投資の中で不動産投資だけがこのルールから除外されているのでしょうか?それは他の実物資産に比べ、不動産市場が圧倒的に市場規模が大きく、多様な実需に裏打ちされているからです。

例えば、都心6区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・文京区)のファミリータイプのマンションは海外や富裕層からの需要があります。それ以外の多少マニアックな物件であっても、「この地方に住みたい」「ワンルームで十分」という様々な需要があるため、投資リターンを得やすいのです。
確実な賃貸収入が見込めるため、銀行融資が通りやすいことも他の実物資産との違いでもあります。他の実物資産投資で銀行から融資を受けることはほぼ不可能だからです。物件価格の高騰により賃貸活用時の利回りの低下が問題視されている不動産投資ですが、実需の裏打ちがあることはやはり最大の強みなのです。
今回は実物資産投資で「なぜメジャーな物を買いべきなのか?」について説明しました。ではまた!
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