こんばんは、ヤギ仙人です🐐。皆さんは「投資」というと何か特別なことをやらなければいけないと思っていませんか?そんなことは決してありません。普段の生活の中でちょっとアンテナの感度を上げるだけで十分利益を上げることが出来るのです。
株式投資には特別なことは必要ない!?
投資初心者の方は「投資」と聞くと何か特別なことをやらなければいけないと思い込む人が多いようです。少なくとも、NISAでインデックス投資を始めるに当たってはニュースサイトや雑誌の知識で十分だと筆者は思います。
問題は個別株投資を始めるタイミング。リスクも飛躍的に上がりますし、何より騰がる株を選ぶためにきちんと投資の勉強をしないといけないと考える方が多いように思います。そのため、
・「あの有料サイトは有益な情報が得られるらしい」
・「あの人の主催する投資塾は儲ける技術が身につくらしい」
という思考が働いて、いわゆる「有料サービス」に登録してしまう人も一定数いるようです。果たして、それは正解なんでしょうか?
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確かに基本的な経済の知識は知らないよりは知っている方が得をすることが出来ます。投資の名著と言われる書籍も読まないよりは読んでいた方が投資に関する理解は深まるでしょう。でも、それより大事なのは「普段の生活の中で感度を上げること」。これが出来れば投資で十分な利益を上げることが出来るのです。
「普段の生活の中で感度を上げる」とはどういうことか?
大体において、個人投資家の皆さんは株式投資を難しく考えすぎる嫌いがあります。その結果、どこぞの証券アナリストが推奨する名前も知らない小難しい業態の会社の株を買ったりします。儲けのタネはもっと身近に転がっているもの。「普段の生活の中で感度を上げる」とは、身近なものに焦点を当てるということです。
❶ 自分がよく買う物、よく通うお店を意識する

身近なものに焦点を当てる第一歩は、自分がよく買う物、よく通うお店を意識することです。社会現象になるようなものは大概自分も巻き込まれているものです。筆者は焼肉チェーンの「牛角」が流行った時に、それを運営するレインズインターナショナルの株で儲けさせて頂きました。また、「ユニクロ」では相当な買い物をしているのに株を買い損ね、悔しい思いをしました。気になったら「この会社は上場しているのか?」とすぐに調べるクセを付けましょう。
❷ 会社やコミュニティで話題に上ることを意識する

会社や趣味のコミュニティで話題に上ることにもアンテナを張っておきましょう。例えば「Windows 95」。パソコン向けの基幹ソフトとして日本で発売された1995年11月23日には、深夜0時から大行列となりました。その後、2000年頃までにWindowsマシンは業務用のパソコンとして各社に配備されることに。この時にマイクロソフトの株を買っていれば、少なくとも10倍にはなっている計算になります。
❸ 仕事上の競合社や優秀と言われる会社を意識する

いかに証券アナリストと言えども、皆さんが持つ自分の業界の情報量にはとても敵いません。いつも当たり前に行なっている仕事のやりとりに株式投資で儲けるヒントが隠されているのです。20世紀を代表する米国の投資家フィリップ・フィッシャーは、株式を選ぶ際に関係者へのヒアリングを重視しました。特に重視したのはライバル企業へのヒアリング。ライバルだからこそ相手の強みを客観的に把握できるのです。但し、インサイダー取引にならないよう十分に注意しましょう。
伝説のファンド・マネージャーと呼ばれ、フィデリティ社で自ら率いた「マゼラン・ファンド」の資産を在任中の13年間に700倍以上に成長させたピーター・リンチは以下のように述べています。

「少し意識的に自分の仕事や近所の商店街などで起こっていることを見るだけで、ウォール街が気がつくよりずっと以前にすごい銘柄を見つけることができる。自分の働いている業界の変化や、消費者としての情報を意識的に利用すれば、10倍になる株を見つけられるだろう。私のフィデリティ社在職中にしょっちゅう見かけたことである。」(ダイヤモンド社「ピーター・リンチの株で勝つ」より)
ピーター・リンチにそんな言葉を吐かせたのは少年時代の体験でした。11歳のピーター少年は家計を助けるために、自宅近くの名門ゴルフクラブでキャディのアルバイトを始めました。客としてやって来るのは有名企業の社長か重役が多く、悪いショットでOBを出した後は必ず悔しまぎれに最近一番得した株式投資の話をしたのだそうです。
それがピーター少年にとっての株式投資の原体験となり、普段の生活の中で感度を上げることに役立ったのです。
ケインズの「株式投資は美人投票」が意味するものとは?
20世紀で最も偉大な経済学者と言われるジョン・メイナード・ケインズは投資家としても有能で、株式投資で現在の価値で数十億円の資産を築きました。そんなケインズが株式投資を「美人投票」に例えた話は特に有名です。

ケインズは株式投資を「100枚の写真の中から最も美しいと思う6枚を選ぶ投票」に例えました。この投票では結果を当てた人に賞品が与えられるため、自分の好みではなく「他の人が選びそうな写真」を予想して選ぶことが勝利につながります。株式投資もこれと同じで、企業の本質的な価値だけでなく「他の投資家が評価すると予想される銘柄」を選ぶことが利益につながると説明しました。
このエピソードが表すように、投資に必要なのは世の中の動きや人間の心理がどのように相場に影響するかを予測すること。要は普段から生きた経済に対する感覚をどこまで研ぎ澄ますことが出来るかに尽きるのです。これがつまり「普段の生活の中で感度を上げること」。これが出来れば有料サービスに頼らずとも株式投資で十分なリターンを上げることが出来るのです。
なぜなら、有料サービスの情報は他人から与えられたものですが、身につけた感覚はあなただけの財産だからです。
今回は有料サービスよりも普段の生活が投資に役立つ、という話をしました。ではまた!
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