米国高配当ETFの選び方

 こんばんは、ヤギ仙人です。前回に続いて高配当株投資の話題です。今回は「米国高配当株ETFの選び方」についてです。実は米国の株式市場は質の高い高配当ETFの宝庫なんです。但し、物によってはリスクの高いものもありますので、しっかり知識を身に付けて取り組みましょう。

どんな高配当ETFがあるか?

 まずはおさらいです。ETFとは上場投資信託のこと。上場投資信託とは「市場で取引できる投資信託」のことでしたね。米国ETFの情報を見るには「インカム投資ポータル(海外ETFページ)」がおススメです。最新の分配金利回りランキングが便利です。

 基本的な情報が確認できたところで早速どんな種類があるのか説明しましょう。米国高配当ETFは大きく分けて以下の4種類に分類できます。

株 式株式を主体とする高配当ETF。VYM,HDV,SPYD,PFFD等。
債 券債券を主体とする高配当ETF。AGG,LQD,HYG,BND,JNK等。
REITREITを主体とする高配当ETF。IFGL,RWR,RWX,XLRE等。
カバードコール株式とオプションを組み合わせた高配当ETF。QYLD,XYLD,JEPI,JEPQ。

 カバードコールETFとは、株式の保有とオプションの取引を同時に行うことで高い分配金利回りを実現するETFのことです。この4種類の中でおススメは、「株式」「債券」「カバードコール」の3つです。「REIT」を除外したのは、分配金利回りがそれほどでもないためJ-REITを買った方が得だからです。ではこの3種類の高配当ETF、どのように選べばよいのでしょうか?

高配当ETFの選び方

投資スタンスを決める

 まずは投資スタンス(目的)を決めましょう。考えられるスタンスは以下の3つです。

① 「元本の成長と分配金 両方を狙いたい」

② 「元本は現状維持で分配金を多めに欲しい」

③ 「とにかく分配金がたくさん欲しい」

 要するに、キャピタルゲインとインカムゲインをどんなバランスにするかということです。上から順に分配金利回りは高くなります。

目的に合わせて高配当TFを選ぶ

 次に目的に合わせて高配当ETFを選びます。組み合わせはあくまで一例で機能が同じであれば別のETFでも構いません。

目的別ETFの組み合わせ例

①の場合 ⇒ VYM(2.61%)+HDV(3.24%)    元本の成長14.7%  目標利回り2.93%

②の場合 ⇒ SPYD(4.13%)+JNK(6.52%)    元本の成長 9.4%  目標利回り5.33%

③の場合 ⇒ JEPI(7.13%)+JEPQ(9.90%)    元本の成長 4.9%  目標利回り8.52%

                 *( )内は現状の分配金利回り。元本の成長は直近1年の成長率で試算

 但し、カバードコールETFのQYLDとXYLDは分配金利回りは高いものの、元本の価値低下が激しいため筆者はあまりおススメしません。

購入する場合は極力NISA枠を活用する

 購入する場合には極力NISA枠を活用しましょう。なぜなら、分配金や売却益が非課税になるからです。但し、配当金・分配金については米国内でかかる10%の税金は免除されません。

 なお、カバードコールETFに関しては現状NISAの対象商品になっていませんので、特定口座等で購入する形になりますのでご注意下さい。

 今回は「米国高配当ETFの選び方」について説明しました。アメリカは高配当ETFの先進国ですので、新たな動きがあればお伝えします。ではまた!

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