こんばんは、ヤギ仙人です🐐。夏といえば花火、退職といえば そう失業保険です。今年5月末で会社を辞めたため、失業保険(正式には「雇用保険の失業給付」)をもらってみることにしました。とはいえ、筆者はフルFIREして仕事をしないつもりなので色々矛盾が生じるワケで•••。今回のブログはそんな個人的な体験記です。
初めてのハローワーク
実はバブル期に会社に入社して以来、転職というものをしたことがなかったもので、失業保険はおろかハローワークにも行ったことがありませんでした。
まずはインターネットでハローワークに求職登録。希望する仕事の職種、年収、就業場所などを入力します。この時に入力する情報が今後の求職活動の基礎になります。ハローワークに行って紙で登録することも出来ますが、事前にネットで登録した方がハローワークでの手続きの時間が短縮できます。

その上でいよいよ7月上旬に渋谷駅から徒歩9分(遠い)、ファイヤー通りにある「ハローワーク渋谷」(渋谷区、世田谷区、目黒区が管轄区域)に行きました。外観はとても近代的ですが(写真)、中は張り紙が多くて何だかごちゃごちゃした感じです。
会社を間違いなく退職したことを証明する「離職票」(退職後、会社から郵送されます)やマイナンバーカードを提示して、失業給付の申請に入りました。
配布された書類の中で特に大事なのが「雇用保険受給資格者のしおり」。ここに今後の手続きやスケジュールが明記されています。
失業保険をもらうまで

7月中旬、ハローワーク渋谷の隣のビルで「職業講習会」と「雇用保険説明会」を受講します。これは、今後の求職活動の方法の説明と雇用保険受給の手続きのレクチャーです。
会場には、同じ日に失業給付を申請した人が集まりほぼ満席に。意外と年の若い20〜30代の男女が2割ぐらいいました。転職組でしょうか。
この会で、失業給付の1日あたりの金額や給付日数について説明されました。筆者の場合は、1日あたり7,420円、給付日数は150日とのことでした。

7月下旬、再度ハローワーク渋谷を訪れて「初回の失業認定」を受け、初めて失業保険が支払われます。
「当事者が求職活動を行なっているにも拘らず、失業状態にあること」が失業給付を受ける条件だからです。
失業給付は登録した銀行口座に振り込まれます。筆者の初回の給付額は11万1,300円でした。これ以降、4週間ごとに失業認定が行われ、給付を希望する人は期間中にハローワークが認める求職活動を2回以上行わなければなりません。
日本的なシステムの完成形

今回、失業保険をもらってみて、セーフティネットとしてなかなか良く出来た制度だな、と感じました。
ちゃんと求職活動をしないともらえないようになっていて、しかもクリアするための基準がとてもシンプルです。求職活動を頑張りたい人には様々な方法も用意されています。
あとは日本人の「本音と建前」と言うんでしょうか、筆者のような最終的には仕事をしない人にもどうすれば良いかをきちんと案内してくれる。日本的なシステムのある種の完成形とすら感じました。
会社を辞めてフルFIREするような人間はちょっと気恥ずかしい気持ちになりました(笑)。この気持ちの根底にあるものが何なのか?150日の給付日数の間に考えたいと思います。
今回は失業保険をもらう際に感じたこと、考えたことをお伝えしました。FIREに関係して必要な作業がありましたらまたお伝えしたいと思います。ではまた!
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