こんばんは、ヤギ仙人です🐐。皆さんは投資について相談する相手がいますか? 株式投資に悩みは付き物。気軽に相談できる相手がいるのといないのでは安心感が違います。そこで今回は「投資の相談相手の必要性」についてです。
個人投資家の共通する悩みとは?
<日経> 個人投資家8730人の悩み 「努力が裏目」「話し相手ゼロ」(7月13日)
これは先日の日経新聞電子版の記事。雑誌「日経マネー」が毎年行っている「個人投資家調査2025」で個人投資家8730人に「投資に関する悩み」を聞いたところ、以下のような回答があったそうです。

上位3つは投資に関するテクニカルな悩みだったのですが、第4位に「株式投資について話せる相手が周囲にいない」が入ったのです。それ以外にも、筆者が赤い矢印をつけた悩みは投資について相談できる相手がいたら、比較的すぐに解決できそうな悩みです。これらを合計すると約47%と一躍悩みのトップに躍り出ます。株式投資において近くに相談できる相手がいる必要性を如実に物語る結果となりました。

記事では「株式投資について話せる相手が周囲にいない」の具体的な回答まで掘り下げていて、話せる相手がいないというだけでなく、家族が興味を持ってくれないという切実な悩みや怪しい宗教勧誘の人に投資の話をしてみたら投資の話は怪しいと返されたという、笑えない話も取り上げていました。右の図解で表記していますが、その本質は「孤独であること」に尽きると思います。
そんな状況でどうやって「投資についてついて相談できる相手」を見つければ良いのでしょうか?
どうやって相談相手を見つけるか?
❶ SNSで投資仲間を見つける
XなどのSNSでアカウントを作り、投資家として発信する方法です。同じレベルの投資家をフォローすれば、投資仲間を作ることが出来ます。最近は直接会って話す「オフ会」なども盛んに行われているようです。注意点は投資詐欺が増えていること。日本語を勉強中の外国人女性からの誘いには乗らないようにしましょう。
❷ 投資の勉強会に参加する
有料にはなりますが定例の株式投資の勉強会に参加する方法も有効です。筆者は実物資産投資の勉強会に参加しています。勉強会の良いところは、有料なので会員の本気度が高いところ。どんな投資対象に投資をしているか等、情報交換にも熱が入ります。会費については元を取ろうとせず、「知識を増やすための授業料」ぐらいのつもりでいた方が良いでしょう。
❸ ファイナンシャル・プランナーに相談する
ファイナンシャル・プランナー(以下FP)に相談する手もあります。筆者の友人はある著名なFPに定期的に相談しています。もちろん有料です。大事なのは、そのFPの考え方が自分に合っているかメディア等で確認してからお願いすること。FPは医者と同じで「合う・合わない」があります。
余談ですが、勤めている会社で投資仲間を探すのはあまりおススメしません。会社ではなぜかゴルフは仕事の一環として許容されますが、投資をしていることはあまり大っぴらに公言できない雰囲気があります。仕事仲間と投資仲間は一緒にしない方が人脈も広がって良いと思います。
その上で最後に決めるのは自分自身
さて、散々「投資の相談相手の必要性」を説いた上で、これまでの流れと逆行することを敢えて言わせていただきます。
- 相談した上で最後に決めるのは自分自身であるということ
その理由はもちろん「自分のお金だから」です。投資について相談する相手が必要なのは、あくまで参考意見が欲しいから。複数の選択肢の中からどれを選ぶかは、そのお金の持ち主である投資家自身が決めなければなりません。これは自分の遺産を誰に相続させるかについて他人が口をはさめないのと一緒です。
そういう意味で投資の意思決定とは「孤独な作業」であり、先ほどの日経新聞の記事で「最大の悩みは孤独」と書かれていたのは本質を突いていると思います。投資のリターンとは、そのようなリスクを受け入れることに対する見返りでもあるのです。
今回は「投資の相談相手の必要性」について考えました。孤独に耐えて正しい決定をして行きましょう。ではまた!
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