2025年に読んだ投資とFIREに役立つ本

 こんばんは、ヤギ仙人です🐐。各地から桜の便りが届き始めてまもなく4月。4月は学生でなくても新しいことを始めるのに良い季節です。そこで今回は、筆者が2025年に読んだ本の中から「投資とFIREに役立つ」という視点でトップ10をまとめました。

2025年に読んだ投資とFIREに役立つ本は?

 なんだか表にするとすごく真面目くさって見えますが、もちろんこれ以外にくだらない本もたくさん読んでいます(笑)。昨年を俯瞰でみると、意外と上下巻ものを多く読んでいたなぁという印象です。別に「上下巻マニア」でも何でもなく、単に読みたいものが上下巻だっただけです。では、1つずつ紹介して行きましょう。

ランキングトップ10

第1位

株式投資 第6版

長期投資で成功するための完全ガイド(日経BP)

 ジェレミー・シーゲル + ジェレミー・シュワルツ

 本ブログの「投資の名著」でも紹介しましたが、改めて読んでみると投資の要諦が詰まった本です。その理由は、200年以上にわたる膨大なデータから長期投資の有用性を実証しているから。過去の事例も豊富です。512ページの大著ですが、読む価値アリだと思います。

第2位

日本経済の死角

ーー収奪的システムを解き明かす(ちくま新書)

 河野 龍太郎

 労働生産性は上がっているのに、実質賃金が上がらないのはなぜなのか? 日本経済が抱える根本的な問題にいま注目のエコノミストが鋭く切り込んだ一冊。「失われた30年」の影響がこんな所にも出てしまうんだと大変面白く読み進められました。

第3位

内藤忍の「アセットアロケーション革命」

人生を変える「お金の成功戦略」(サンライズパブリッシング)

 内藤 忍

 内藤忍さん主催の実物資産投資の勉強会に申し込んだら、特典として頂いた本。ざっと眼を通すつもりで読んだら結構面白かった。実物資産投資のキモを具体的な数字とともに確認することが出来ます。資産運用全体を総覧するにも最適です。

第4位

技術革新と不平等の1000年史(上・下)(早川書房)

 ダロン・アセモグル&サイモン・ジョンソン

 2024年のノーベル経済学賞を受賞したトルコ出身の経済学者ダロン・アセモグルによる著作。イノヴェーションの成果は放っておけば不平等を増す結果にしかならず、そこには得られた富の再配分の仕組みが必要、ということを丁寧な筆致で検証しています。

第5位

生成AIで世界はこう変わる(SB新書)

 今井 翔太

 生成AIの入門書として何冊か買った本のうちの1冊。これが一番わかりやすかった。日本の人工知能研究のトップである東大・松尾研究室に所属する今井翔太さんが、専門的な技術の話を素人でもわかりやすい言葉で説明してくれている良書です。

第6位

全世界史(上・下)(新潮文庫)

 出口 治明

 出口治明さんの歴史本、好きなんです。中でも特にこの「全世界史」はおススメです。なにしろ、文明が誕生してから現代までの人類の歴史を世界全体で総覧することが出来ます。国別にしていないので物事の相関がよりわかりやすくなっています。

第7位

ハンニバル 地中海世界の覇権を賭けて(講談社学術文庫)

 長谷川 博隆

 前出の「全世界史」にも登場するカルタゴの将軍ハンニバルの評伝。戦力で劣るカルタゴを率いてローマと戦い、屈服寸前まで追い詰めた悲劇の名将の生涯を描いています。堅苦しくない文章で書かれているので戦記物として楽しめます。

第8位

反脆弱性

ーー不確実な世界を生き延びる唯一の考え方(上・下)

(ダイヤモンド社)

 ナシーム・ニコラス・タレブ

 「ブラック・スワン」のナシーム・ニコラス・タレブの著作です。ウォール街でトレーダーをしていただけあって、投資家マインドにあふれています。「反脆弱性」とはつまり「しなやかさ」のこと。不確実な世界に対応する方法をタレブなりに論じています。

第9位

アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界

(中公新書)

 堂目 卓生

 アダム・スミスの「国富論」を通読しようと思って、スミスを理解するために読んだ本。凄くキッチリした人物であることがよくわかります。そういう物事を突き詰める性格であったから、「国富論」のような現代にも通用する本が書けたんだと思います。

第10位

暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

 國分 功一郎

 FIREするに当たって、有り余る時間をどう捉えるかを考えるために読んだ本。「東大・京大で1番読まれた本」だそうですが、学生だけでなく大人が読んでも十分楽しめます。どんな時でも物事をしっかり考えることは必要なんだということが理解できます。


 今回は2025年に読んだ投資とFIREに役立つ本をまとめました。役立つ本の紹介は定期的にやっていこうと思います。ではまた!

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