株式投資で損をしやすい最大のタイミングとは?

 こんばんは、ヤギ仙人です🐐。株式投資には「損をしやすいタイミング」があります。それは一体どんなタイミングなのか?株式投資の中で最も損をしやすいタイミングを例に、どうしたらリスクを下げられるのかを考えます。

インデックス投資からの切り替えタイミングは危険

 株式投資で最も損をしやすいタイミング、それはインデックス投資から個別株投資に切り替えるタイミングです。投資の対象が成長株であろうと高配当株であろうとバリュー株であろうと、個別株投資はインデックス投資に比べてリスクが飛躍的に高まります。

 現在、50代・60代で「投資はもうこりごり」と頑なに投資をしようとしない人がいますが、話を聞くとだいたいがバブルの末期に個別株投資をして虎の子の預貯金を失った人達です。当時はまだインデックス投資という概念が普及しておらず、投資をするには個別株投資を行うか、怪しげなアクティブファンドを買うしかありませんでした。

 インデックス投資が普及してからも、個別株投資に乗り出す個人投資家が比較的多いようです。というのも、インデックス投資で評価益が出ているから。ただコレ、単に地合いが良いからであって投資家の才能とは言えない場合が多い。そこを勘違いすると、かなり危険な状況です。調子に乗って信用取引まで始めてしまうと危険性はさらに高まり、もはや破滅への一本道です😭😭😭

 では、個別株投資は具体的にどんなところが難しいのでしょうか?

個別株投資が難しい3つの理由

基本動作が真逆だから

 まず第1の理由は、基本動作が真逆だからです。自動車の運転に例えると、「インデックス投資はオートマ、個別株投資はマニュアル」です。

 インデックス投資が投資対象を選んで積立金額を決めたら後は何もしないのに比べて、個別投資は少なくとも「投資対象を選ぶ」「買うタイミングを決める」「売るタイミングを決める」という作業が発生します。「投資対象を選ぶ」という作業1つ取っても、日本国内だけでも約3900社の上場企業(2026年6月現在)の中から選ばなければいけませんし、その選択眼こそが勝敗を左右します。

 手間がかからないことが売りのインデックス投資と手間をかけるところに勝機がある個別株投資。同じ株式投資でも基本動作は真逆なのです。

リスクが飛躍的に高まるから

 第2の理由は、リスクが飛躍的に高まるからです。

 わかりやすい例で言えば、倒産リスクです。インデックス投資は指数全体に投資をしているので、1社が倒産したとしても影響は軽微です。ところが、個別株投資だとその会社が倒産したら、株式の価値はゼロになります。相場格言で「卵は一つのカゴに盛るな」というのは、このような状態を想定しているのです。

 その他にも、業績不振リスクやレピュテーション(評判)リスク等、1社だけを選ぶことで高まるリスクは複数存在します。

十分なリターンが得られないから

 第3の理由は、十分なリターンが得られないからです。

 上のグラフは金融庁の資料から筆者が作成したもので、インデックスファンドを上回ったアクティブファンドの割合を示しています。これが意味するのは「10年経過時点でプロのファンドマネージャーでもインデックスを上回れるのは3割以下しかいない」ということです。プロでさえそうなのですから、私たち一般の投資家がインデックスを上回るのは至難の業と言わざるを得ません。

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 これらを総合すると、個人投資家が手間をかけずに利益を上げるだけなら インデックス投資を続けるのが最も賢明な判断ということになります。

スタート時に肝に銘じるべき2つのポイント

 ではなぜ、個人投資家は個別株投資を始めるのでしょうか?その理由は、個別株投資には株式投資の本質が詰まっていて面白いからです。自ら選んだ株を、タイミングを測りながら購入し、それが上った時の達成感は他に替えがたいものがあります。筆者も個別株投資は大変魅力的だと思っています。ただ、投資初心者が乗り出すのであれば以下の2点を肝に銘じましょう。

手間をかけることを厭わない

 個別株投資は銘柄選びや買うタイミングなど手間をかけなければ成功しません。どうせやるのであれば、手間をかけることを厭わない覚悟を持ちましょう。それがこの知的ゲームを成功させる秘訣です。もし、仕事や家庭の関係でその時間が取れないのなら、インデックス投資に留まるのも勇気ある決断と言えるでしょう。

リスクを取り過ぎない

 個別株投資を始めるに当たっては、リスクを取り過ぎないことを最優先しましょう。投資のリスク分散の方法にコア・サテライト戦略というものがあります。例えば、資産の90%をコアとしてインデックス投資で運用し、残りの10%をサテライトとして個別株投資で運用する。最初はそれぐらい用心深く取り組むのが失敗しないコツです。

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 個別株投資に移行する過渡的な措置としては、ETF(上場投資信託)で試してみる手はあるかと思います。個別株のように売買できる上に、特に米国株ETFはジャンルやテーマごとの種類が豊富ですので ある程度狙いを絞って投資することが出来ます。


 今回は株式投資で損をしやすい最大のタイミングについてお伝えしました。ではまた!

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